テレビでよく見る食べ歩きのお仕事。
フードジャーナリスト。
今回は「フードジャーナリストになる旅」をプロデュースすべく
フードジャーナリストの1日を体験してきました。
旅先ははんつ遠藤さん。
ラーメン、うどん、ご当地料理など、
B級グルメを中心に今まで取材したお店は6500軒超!
現在も週刊大衆、東京ウォーカーで連載持ち
「おうちラーメン」「無化調ラーメンMAP」など
B級グルメ関連の著書20冊を誇る
筋金入りのフードジャーナリストです。
今日は中野にあるラーメン店を取材するということで
僕も見習いフードジャーナリストとして同行してきました!
取材するお店に到着
まずは店主にごあいさつ。
取材内容を話し、取材の流れを説明します。
続いて外観写真の撮影です!
ファインダーを覗く姿は真剣そのもの。
無駄な動きがありません。
ちなみにこんな外観です。
取材はお店の営業前に行われることが多いのですが
朝・昼・夜と取材で一日3軒を回り、それぞれでラーメンを食べることはザラ。
しかし苦労は全くなく、むしろ「一人でスケジュールを組んで動くことが楽しい」そうです。
続いてラーメンの写真を撮る準備をしていきます。
ライティングにレフ板、一番美味しい瞬間を切り取るため準備は欠かせません。
空のお椀を借りて、写り方をチェックします!
いよいよラーメン登場です!
真上から撮影したり、角度をつけたり。
ラーメンの色々な表情をカメラに収めて行きます。
最近は「真上から撮る」のが業界の流行らしいです。
撮影が終わると試食です!
麺、スープ、具。
それぞれの特徴を確認しながら食べて行きます。
試食にも方法があり、正確な味を確かめるため
普通はスープから食べるのですが
今回の取材先は自家製麺ということで、より麺を味わうため麺から食べて行きます。
試食後は店主へのインタビュー。
ラーメンへのこだわりや特徴を伺って行きます。
「スープの作り方やこだわり」
「麺に使われている小麦の原産地」
「店主の経歴」などポイントを抑えながらヒアリングをして取材終了です!
お店を出た後、近くでカフェで
取材のおさらいやフードジャーナリストとしての
仕事のお話を伺いました。
ある有名ラーメン店では醤油ダレを作る際にコーラも入れてコクを出しているんですよ!
なんて、遠藤さんからしか聞けない話も聞くことが出来ました!
お話を聞いた後は、先程取材したお店の原稿作成に取りかかります。
僕も見習いフードジャーナリストとしてお店の特徴を、
遠藤さんと同じように100文字でまとめて行きます。
まずは僕の作ったレポートから・・・
あの中野の有名店「地雷源」が昨年9月にリニューアルオープン。
北海道小麦を使った自家製麺を、とんこつスープに3種類の煮干しを加えた濃厚スープで頂くと
煮干の旨みとエグみがもちもちの自家製麺に絡まり絶品な味わい!
次は遠藤さんのレポート。
中野の名店「地雷源」が、まさかのリニューアル。
豚ゲンコツの旨みを携えた醤油スープは、3種類の煮干しや鯖、宗田節で、
ニボニボ感が沸き立つ。北海道産小麦粉使用の自家製太麺やどっさりチャーシューもインパクト大!
自家製太麺やニボニボ感という言葉選びによって
100文字の中に込められた情報量やシズル感。
僕のレポートと内容は似ているものの、全く違いますね。。。さすがです。
また、情報も雑誌のカラーに合わせた書き方・文章があり
それを調整するのが難しいとのことでした。
遠藤さんは元々は旅行が好きで海外旅行雑誌のライターとして活躍していましたが、
食べ物の世界に目覚め、フードジャーナリストとなったそうです。
年間700軒のお店を全国各地に飛び回りながら取材をされてますが
おいしい食べ物をいただいて、写真を撮って、文章を書いて。
それでお金まで頂けて、全国いろんな所に行ける。この仕事はやめられないです。
とにこやかに話してくれました。
まさにフードジャーナリストが転職なんですね!
一緒に居るだけでとても幸せな気分になりました。
はんつ遠藤さん、どうもありがとうございました!
フードジャーナリストになる旅は近日販売予定です。
お楽しみにー!
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