動物好きな人であれば
一度はあこがれたことのある職業「イルカトレーナー」というお仕事。
先日「イルカトレーナーになる旅」をプロデュースすべく
イルカトレーナーの一日体験をしてきました。
訪問先は伊東にあるドルフィンファンタジー
相模湾の港で5頭のイルカを飼育し、
1年中、イルカの触れ合いプログラムを提供しています。
施設は、ダイビングスクールと併設されていてとてもにぎやか。
正直「イルカトレーナー」と聞くと。
なんだかテレビの中での職業と言う感じを持っていたのですが
それが体験できるとあって、自然とテンションが上がります!
仕事旅行は下記のようなスケジュールで進みました。
9:00 ◇ドルフィンファンタジー集合
・自己紹介/体験の流れの確認
・ドライスーツ装着
10:00 ◇イルカのレクチャー
・5頭のイルカについての説明を受けます。
10:30 ◇イルカとの触合いとスイム!
・イルカの身体をタッチ&握手
・プールの中に入って、イルカと一緒に泳ぎます。
11:40 ◇イルカのトレーニング実習
・ハンドサインと合図の学習/実習
12:30 ◇イルカごはんの準備
・生態を学びながら、ごはんの魚を準備します。
13:00 ◇仕事のレクチャー
・イルカの飼育法・健康管理について
・イルカトレーナーの仕事について
14:00 仕事旅行終了!
◇ドルフィンファンタジー集合
伊東駅から車で10分ほどの港にイルカが待っています。
漁港の一部なので釣り人が居たりして、かなりのどかな雰囲気。
プールを見ると、水面を動くイルカの背びれを発見!
期待に胸がときめきます~!
イルカと泳ぐために「ドライスーツ」を装着。
スウェーデン製とのことで極寒の地でも耐えられる仕様になっている優れものです。
水がスーツの中に全く入ってこないため服のまま着ることが出来ます。
その分、首と手首の締付けが強くて、装着するのに難儀しました(笑)
◇イルカとの触合いとスイム!
プールに到着すると。
にわかに活気づくイルカ達。
しっかりとこちら側を見てくれてるんですね。
トレーナーの先生に従って
探り探りではありますが、イルカの肌の感触を確かめます。
ゴムみたいな感触もあれば、硬いところもあり。
初めての経験なので気持ちは高鳴っているのですが
同時になんだか癒される気持ちもあり・・・不思議な感じです。
イルカに慣れた後は
いよいよプールに入って一緒に泳ぎます。
僕が水の中に入った途端
近寄ってくるイルカ達。
なんて人懐っこいんだ~!
水中で見るイルカは、さっき地上で見たときよりも
とても頼もしくて優しい感じがしました。
◇イルカのトレーニング実習
ドルフィンファンタジーのイルカ達は
逆立ちやバンザイなど約40種類のパフォーマンスを覚えています。
先生に教わりながら、実際のサインを覚えた後
イルカに指示を出して、パフォーマンスを促します。
イルカとアイコンタクトをとりながら動いてくれた時の感動ったらありません(笑)
野生の状態から来たイルカを
ゼロの状態から信頼関係を気付きながら
一つ一つ教えて行く作業は、
本当に気の長くて大変な事なんだろうなぁと感じました。
それだけに、今まで出来なかったことが、
出来た瞬間の喜びは格別のものがあるのでしょうね。
◇イルカごはんの準備&レクチャー
イルカは毎日約10キロものご飯を食べるとのことで
サバやアジの魚を3~4つ切りにして与えます。
(つるっとした触感が大好きでイカが大好物なのだとか)
大量の水を使う作業のため、冬場は手の感覚が無くなるのだとか・・・
イルカとのコミュニケーションはとても楽しいのですが
ごはんの準備やプールの清掃と言った地味なお仕事を
台風の日も真冬の日も毎日変わらずに続けていくと言うのは
とても大変で、本当にイルカが好きでないと続けられない仕事
に違いありません。
それでも、大好きなイルカを通じて「お客様が笑顔になってくれること」こそが
この仕事の醍醐味で、たまらない喜びなんだとか。
子供のころからの夢だったという仕事を適えたトレーナーさん。
この仕事が大好きなことがひしひし伝わってきました。
楽しい事ばかりじゃないけど、好きなことを仕事にしていくって素敵ですね。
私自身、水の中に入ることがあまり無いため、
若干心配はありましたが・・・
ドライスーツを着たりすることで安心してイルカと戯れることができました。
とても楽しい仕事旅行になりました!
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